パニック障害の日常生活での注意点

まず大事なのは食生活の見直し、改善です。
栄養バランスが乱れてくるとセロトニンなどといった脳内物質にも影響を与えると言われているので、
発作を誘発してしまう可能性があります。
また、糖分の摂りすぎや、ジャンクフードの摂りすぎも発作を誘発すると言われている、
低血糖の原因になってしまうので健康的な食生活を心がけましょう。

そして、規則正しい生活をして睡眠不足や過労、かぜ、
二日酔いなどは不安感を誘発する原因になりやすいので気をつけましょう。

乳酸もパニック発作を起こすと言われている物質なので、
適度な運動をして体に乳酸を溜めないようにする必要があります。

アルコールやニコチンは不安感を抑える作用がありますが、
すぐにリバウンドが起きてしまい症状の悪化につながってしまいます。
コーヒーなどのカフェインも発作を誘発するとされています。

このように口にする物にもこんなにたくさんのパニックを誘発するものがあることが驚きですね。
常に気を付けて摂取しなければならないということですね。

また家族がパニック障害になったときには、どのような点に注意したらいいのでしょう。
まず、発作が起きても決して騒がず慌てずに楽な姿勢に寝かせて、
大丈夫だよという優しい言葉で不安感を取り除いて落ち着かせましょう。
外出などには付き添ったり、食生活も一緒にサポートしたり協力体制が必要です。
そしてうつ病の併発があり得るということも理解しておかないと、適切な対応ができないので理解し、
早急に対処できるような環境づくりをするようにしましょう。
治るまで時間がかかる病気で、いつ再発するかもわからない精神的なものなので、
周りの方がどのくらい協力してくれるかということで治りも変わってきます。
長期間を要すると覚悟をして穏やかな気持ちで接することが必要になってくるでしょう。